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入社以来、建材の営業に携わってきて、現在も住宅資材・建材をメインに扱う部署で営業を担当しています。課長という役職に就き、9人の部下をとりまとめる立場になった現在は、第一線の営業マンであるのはもちろんのこと、営業サポートや業務管理を含むデスク的な役割も日々の業務に加わることに。取引先は建材問屋、ハウスメーカー、工務店などの会社が中心。商社という位置付けは、自社生産商品を持っていない分、人とのつながりが貴重な戦力の一つですし重視される世界でもあります。営業マンの人柄も問われる部署でもあります。建材商社の営業の仕事とは、一言で言えば“建築物”という終着駅に向かって、いかにして線路を敷いて終着駅に汽車を到着させるかを考え続けて行くこと。モノだけでなく企業間の人と人をつなげ、アレンジしていく面白さがありますね。
以前、大きな現場を担当している最中、生まれたばかりの娘が手術を受けることになり、1カ月以上仕事が中途半端な状況になったことがあります。取引先やメーカーの担当いただいた方々には事情を話し、折衝事項を引き継いでしばらくは病院と会社の往復の日々へ。幸い手術が成功し、2カ月後には現場に復帰しました。不慮の出来事とはいえ、私事で担当業務を投げ出した格好です。仕事が流れてしまうと覚悟していましたが、取引先やメーカーの方々、社内のメンバーが口をそろえて「阿部ちゃんの言われたとおり仕事進めておいたよ。」と言って大きな仕事も流れずに済みました。この話をするときはいつもヒューマンパワーを実感し、周りの人々の暖かさに触れ本当にうれしく、ありがたかったのを思い出します。
商社の営業にかかわる醍醐味は、いろいろな人や企業を融合させて一つの完成形にアレンジする面白さ。しかもその額は大きく、担当一人で億単位の数字を動かすことも珍しくありません。入社3年目のころ、あるゼネコンから案件の打診を受け、見積りを立ててみたら7億という巨額に上り、いろいろなメーカーがコストダウンのために尽力してくれたものの成約に至らなかったことがあります。ただし、この話には後日談があり、後に別の新しい現場でこの見積りを応用したところ、契約となり取引が成立しました。残念な思いをした後だっただけに、これはうれしかったですね。
商社の営業にかかわる醍醐味は、いろいろな人や企業を融合させて一つの完成形にアレンジする面白さ。しかもその額は大きく、担当一人で億単位の数字を動かすことも珍しくありません。入社3年目のころ、あるゼネコンから案件の打診を受け、見積りを立ててみたら7億という巨額に上り、いろいろなメーカーがコストダウンのために尽力してくれたものの成約に至らなかったことがあります。ただし、この話には後日談があり、後に別の新しい現場でこの見積りを応用したところ、契約となり取引が成立しました。残念な思いをした後だっただけに、これはうれしかったですね。
入社2年目の新人のころ、某企業からサイディングに関する大型発注を受けたことがありました。ところが“発注”と思い込んでいたのは自分だけで、先方は見積りを依頼したにすぎなかった。こちらは大口注文に舞い上がって即座にメーカーに納入の指示を出し、2日後には商品を満載した10t車が取引先の倉庫に到着。「そう言えば『後で見積り出してな』と最後に言われたな」と思い出したのは、倉庫に向かったメーカーから「引き取りを拒否された」という苦情の連絡が入った後のこと。結局、卸先にもメーカーにもひたすら平謝りし、ことを納めてもらいました。先走らないこと、ミスに対しては言い訳をせずに失敗を認め迅速に対処すること。2つの重要な教訓を学んだ一件でした。
木材製品部は、製材品を海外から輸入し、国内のお取引先へ供給するまでの業務全般を担う部署です。担当の輸入元は主にアメリカ、カナダなどの北米エリア。木材の種類や納入時期、数量などをめぐるクライアントとの折衝に加え、輸入に伴う通関に必用な書類の処理、売上処理など仕事内容は多岐に渡ります。取り扱う書類のほとんどが英文で、海外サプライヤーとの会議メールや電話によるやり取りも多いので、それなりの語学力も要求されます。入社後はまず貿易実務を覚えるところからスタートしましたが、入社7カ月目からは営業として実戦に立つことに。知識や営業力ではまだまだ半人前にも至らないことを実感していますが、持ち前の元気で期待に応えていきたいと思っています。
丸紅建材という会社は、一言で言えば「クリスマスツリーみたいな会社」。軸がしっかりしていて、枝もしっかり伸びている。下がっているオーナメントを社員とするなら、その形も色も実にバラエティーに富んでいる。そのうえ、開けていないプレゼントもまだまだいっぱいある・・・、そんなイメージですね。そのうえ、モミの木のように風通しがよく、上司と部下の垣根を超えたコミュニケーションがある。社長と管理職クラスが、社員の目の前で真剣に討論していたり、上司が新入社員にも元気に挨拶を返す光景を目にするたび、コミュニケーションを大事にする会社だな、と改めて思います。当たり前のことを原点として大切にする、そんな社風が魅力ですね。
私の経歴はユニークで、もともとはプロのバレリーナ志望。学生時代はバレエ留学で3年間カナダで暮らしていました。ケガを契機に就職活動に転じることに。好きな語学を生かせ、海外とつながりのある職種をと考え、商社を中心に訪問していました。建材の専門商社を就職先に選んだのは、バレエスタジオの建設などに身近にかかわった経験から、漠然とですが床材および建築全般に興味があったため。とはいえ、最終的な決め手となったのは、面接で対応してくれた人事担当者や働いている社員の方々の印象でしたね。私のときは、入社前に上長だけでなく、自分と年齢の近い先輩社員と話す機会が用意され、そのとき話した社員の方一人ひとりが本当に個性的で、面白く、この会社なら、自分の色を出しながら会社と一緒に成長できるのでは、と感じ入社を決意しました。
人に対しても物事に対しても、常にオープンであること。たとえば、新人の自分に対してポンと大きな案件を任せてくださるお客様もあれば、細かく注文をつけられるお客様もいらっしゃいます。私自身は任せられると燃えるほうですが(笑)、そうではないからといって「合わない」で片付けていたら、そこから先の成長はありませんよね。なぜお客様がそのことを要求されるのか、何か今の自分にできることはないか、多方面から考察しながらプラスに転換していく視点を忘れないようにしています。営業として一人前になるには、この先何十年もかかると思いますが(笑)、知識と経験を積み重ね、自分自身を磨いていきたいと思っています。私たちの仕事は「信頼」が一番大切。私自身が周囲から信頼される魅力的な人間になることが、仕事の成果にもつながるし、私自身の人生の課題だと思います。
失敗は山ほどありますが、いちばんヒヤリとしたのは納入する数量の桁を間違えて書類に記入してしまい、ミスをお客様に指摘されたこと。ちょうど業務のフローが少しつかめてきたころのことで、どこかで慢心があったかもしれません。単位で見たら明らかにおかしい数字なのに、気がつかなかった。数字を漫然と入力するだけで、どこか記号のように見ていたんですね。幸い、上司と先輩社員の迅速なフォローと、お客様が配慮してくださったおかげで実損には至らなかったものの、総額の大きさを考えると今でも冷や汗が出ます。以来、書類の照らし合わせはどんなに忙しくても念には念を入れて行っています。新人の自分は、ベテラン先輩社員の2倍、3倍チェックして基本レベルなんだと痛感したと共に本当に人に恵まれているということを実感した一件でした。
家を一棟建てるには、躯体から内装材に至るまでありとあらゆる種類の建材や部材の調達が必要になります。これらの必要資材を複数の資材メーカーから集め、ハウスメーカーに納入するのが住宅資材課の仕事です。その中にあって、営業は家という大きなハコもののオーダーを円滑に流すための、いわばコーディネーター的な役割を担う部分。単に商品を右から左に流すのではなく、必要に応じて得意先に逆提案ができるくらいの知識や情報力を備えていなければなりません。もちろん人と人との間に入る仕事だけに、まず信頼を得ることが最重要課題。まだまだ実力不足の私が、実力も知識もない段階で信頼をどう構築していくか。目下、手探りで奮闘中の毎日です。
大学時代はフリーライターとして雑誌に寄稿していたこともあって、当初は出版業界へ進むことを考えていましたが、好きだった雑誌が廃刊になったりして、自分の中でいろいろ考えるうちに、商社にターゲットを絞ることになりました。人と話すことが好きで、会話の中から生まれるものを信じていた私にとって、「人間力で勝負」の商社は水に合うと考えたのが一番の理由でした。とりわけ一つのものに対してプロになることを問われる専門商社のあり方は、自分の仕事観に合っていると思いました。何社か受ける中でこの会社を選んだのは、もともと建築物に興味があったことがきっかけのひとつ。面接で私という人間に関心をもってもらえたことも大きかったですね。
毎日成長していく自分を実感しています。まず、当たり前のことですが、社会人として規則正しい生活ができていること(笑)。学生時代は本当に不規則な生活でしたが、今は、時間に縛られなければいけないぶん、時間管理について真剣に考えるようになりましたね。今はムダな時間の過ごし方はしたくないと思うし、いろいろなものを吸収しながら、もっと成長していきたいと思っています。仕事面では、営業としての専門知識や情報の引き出しを増やすことが最大の課題でしょうか。さしあたって今はキッチンやトイレの部材を扱うことが多いので、どこに行ってもトイレを真剣に観察する“トイレフェチ”と化しています(笑) 。
「就活中はとことん悩み、後はリラックスして」と言いたいです。禅問答みたいですが、自分の経験に照らしてそう思います。僕の場合は就職先で悩む以前に、「就職=自分らしさを捨てること」という先入観に必要以上にとらわれ、悩んでいた時期がありました。ところが、4年生の5月を過ぎたある日突然、「お金を稼ぐ」ことと「夢を楽しむ」ことをまったく別のことと考え、それぞれ分けたうえで、両立は可能じゃないかと気がついて。そうすると「変わる自分」と「変わらない自分」の整理がついて嘘のように吹っ切れ、進むべき道もクリアに見えてきました。状況に悩むのではなく、悩む自己を掘り下げる。そこから見えてくる答えもあると思います。
まだ半人前ということもあり、「派手な手応え」という具合にはいきませんね。もともと商社は自社の商品を取り扱うわけではありませんから、目に見える形での成果が残りにくい業態ですし。むしろ毎日いろいろな新しいことを見聞きする中で、以前はわからなかったことが一つひとつ見えてくる、その“気づき”のプロセスを楽しんでいます。たとえば、ファックス1枚の受注書や発注書も、よく見ればいろいろな情報がつまっていることがわかる。教えられること、改善すべきことがあり、改善できるところは改善すべく工夫していく。そんな小さな積み重ねの成果も、「やりがい」に含められるのではないでしょうか。





